これまで、あなたは食後に、腹痛、下痢、吹き出物ができる等の体調の異常が発生した経験はないでしょうか?
もし、慢性的に症状が発生しているのであれば、是非、食事改善をお勧めします。
ヒトの細胞37兆個からできており、年齢差等にもよりますが約3ヶ月で、すべて入れ替わるといわれています。(皮膚:28日、筋肉:約2ヶ月、骨:3ヶ月)
つまり、3カ月前のあなたとは、違うあなたに入れ替っています、このため普段の食事がまさしく、血となり肉となり骨へとなります。
食事改善をする事により、様々な体質改善がされる事があります。これは私の体験を通し、『ヴィーガン あすか』をオープンするまで至った経緯も含めて記載します
ヴィーガンとは、人間が動物を搾取することなく生きるべきであるという主義のことです。
よく、ベジタリアンとの違いはとありますが、ベジタリアンは菜食主義者の事で、肉や魚などの動物性食品を取りません、ヴィーガンはさらに、卵や乳製品等の動物から搾取するような苦みを与える事もしないという完全菜食主義となります。
※私は基本的にヴィーガンとして食生活を送っていますが、友人や仕事での食事会、飲み会の場合は通常の食事をしています。
これまで私は、肉料理や魚の刺身は好きでよく口にしていました、ヴィーガンの思想である動物愛護や環境負荷等という点では一般的な思考で特に意識したこともないそんな程度でした。そんなヴィーガンとの出会いは、健康面からの悩みからでした。
私は、これまで慢性的に腹痛や下痢があり、さらに月に1度は必ず、脂汗が出るほどの激痛がある腹痛があり1時間ぐらいはトイレから出てこれない状況がありました。このため、食事や旅行に行っても家族や周りの方に迷惑をかけていまいた。
このような健康面での悩みは、将来ずーと治らない事で、あきらめてしました。
ある日、知り合いから食事改善としてヴィーガン生活を進められました。動物性のタンパク質をとらずに1週間でよいので1日3食を味噌汁、ごはん、梅干のみで過ごしてみるという内容でした。
以前に、断食をすると体質改善ができる話を聞いた事がありましたが、すこし半信半疑でしたが、食生活を変えるだけでこの腹痛を決別できるのでと思い始めました
始めは物足りない気持ちがありましたが、お味噌汁に具材をたっぷりいれて、いつもよりご飯も多めに食べる事により物足りなさは感じなくなりました。
この味噌汁、ごはんのみの食生活は、同じ食べ物なので飽きるのではと思うかもしれませんが、以外に、味噌汁は、きのこ系や、根菜系、マロニーを入れたお鍋風等、様々なバリエーションで飽きることはありませんでした。インド人が毎日カレーを食べても飽きない気持ちが解ります。
また、夕食後はいつもお菓子を食べていましたが、お菓子を食べない事がはじめは辛かったですが、なんと3日目ぐらいから特にお菓子を食べたいという気持ちがなくなり、この頃ぐらいからは、なんだか微妙な味の違いがわかるようになりました。
ごはん、野菜の美味しさが分かるようになり、これまでは、どこで買った野菜も同じと思ってましたが、買うお店に応じて、野菜がおいしさの違いに気が付く事ができました、その時に普段利用しないオーガニックのお店で買った野菜はやはりおいしいと思うようになりました。
そこで、なぜお店によって野菜の美味しさ違いがあるのかに興味を持つようになり、野菜についても調べるようになりました。 参照⇒これまでの常識と、こらからの新常識へ
そんなこんなで約1週間ぐらいを過ぎたころには確かに腹痛が治っており、さらに1か月過ぎた頃に振り返ると下痢、激痛の腹痛もなくなりました。いままで、苦しんでいたことは、食事があっていなかったのかと思い、更にヴィーガニズムという主義についても共感できるようになっていきました。
ヴーガンは、栄養が偏り動物性たんぱく質、鉄分等が不足し、とくにビタミン12が摂取できないとの記載があったり、
また、逆に私の記載のとおり健康的になったり、トップアスリートで良い成績をのこしたり等もあります。
わたしは、専門家ではありませんので、自分が体験した事で得た内容を記載します。
ちなみに、専門家や研究員でも、認識が違うかは、それぞれの立場・バックグラウンドや、調査する対象等が変わるからです(参考→医薬・医療研究できにすべきバイアスとは? )
このためにまずは自分が体験し、よかった事、悪かった事を記載します。
◆よかった事
①慢性的な腹痛や下痢が治った
②ごはんがおいしいと思えるようなり、味覚が敏感になった
③お菓子を食べたいと思わなくなった
④痩せた
⑤食費が格段に安くなった
⑥体臭や排泄物のにおいが気にならなくなる
◆悪かった事
①知人との外食時に気を遣う
※基本的に知人との外食は基本的に通常の物を食べています。
やはり、健康になった事が一番大きいです。また、普段よりご飯がおいしく思えたり、これまで大好きだったお菓子が、なぜかあまり食べたいと思わなくなりました。
あと、食費が軽減されました。それは毎日、メインのおかずは味噌汁なので、寸胴鍋に大量の味噌汁を作りおきをします。で、継ぎ足しでその日の気分に応じて、いろいろと具材を追加するだけなので、食費が安くなりかつ、作る為の手間が軽減されました。
ヴィーガンを取り入れている人たちは、そんなに特殊でもありません、日本より、海外でのほうが実は進んでいたりします。下記にヴィーガンを実践している人達の一部を記載します
日本・・・中谷美紀さん、市川海老蔵さん、土屋アンナさん
海外・・・ジェームズ・キャメロン、マドンナ、ビヨンセ
過去の偉人・・・スティーブ・ジョブズ、アルバート・アインシュタイン、アンソニー・ホプキンス
また、アスリートでもヴィーガンが活躍しています。
ネットで調べてもらえればと思いますが、下記にリンクを載せておきます
・ヴィーガン食はアスリートに最適:心臓の健康、持久力、回復力が増進
世界でのベジタリアン(ヴィーガンではない)率については、1位がインド:29%となっており、メキシコ:20%、ブラジル:14% イギリス:14%とあります。※集計する団体や、年度により違いがあり。
日本では4.5%といわれており、まだまだ認知が少ないようですね。。。
ヴィーガンの思想は、動物愛護、環境負荷が挙げられます。
動物愛護の観点としては、私自身、動物を殺すことはできませんし、牛、豚、鳥等が私達に食べられる為だけに生まれて来て、身動きがとれないような牛舎、鶏舎に入れ、まるまると太らされて、殺されていく事を待つだけの運命について、もし自分がそうであったらと思いうと。。。。
環境負荷軽減の観点について、世の中にヴィーガンが広がれば、温室効果ガスを最大3分の2削減、世界全体で約242兆円のコストを節約できる可能性があるといわれます、単純な話とすると、下記の通りの皆さんが口にするまでの工程が多くこれが温室ガスを発生させ、コストを増加させるという訳です。
①野菜を育てる⇒ ②家畜に餌(野菜)を食べさせる⇒ ③家畜を移動/加工⇒ ④スーパーに並ぶ⇒ ⑤みんなが食する
①野菜を育てる⇒ ②省略⇒ ③省略⇒ ④スーパーに並ぶ⇒ ⑤みんなが食する
ヴィーガンが広がると、②、③が省かれるために、環境負荷軽減となります。
ネットで調べてもらえればと思いますが、下記にリンクを載せておきます
ただし、私が実践するヴィーガンとしては、かならず完全菜食主義を貫き通す必要なく、無理をする必要はないと思います。
わたしと同じように体調不良で悩み、苦しんでいる人があれば、是非、力になりたいと思います。
また、ヴィーガンの思想を理解し、すこしでも動物愛護、環境負荷にも貢献することにより、ほんの少しでも心が優しくなれれば幸いです。